台湾沖で、名前や登録のない中国の船が押収される映像が報じられた。

台湾の沿岸警備隊は、西北沿岸の制限水域で不法に操業していた中国の燃料バージを押収しました。この船は名前、登録、母港がなく、「三無船」と見なされています。関係当局は、この船が台湾の水域に不法に存在する中国の漁船に燃料を供給していたと疑っています。事件は3月23日に発生し、特定されていない船が桃園市の永安漁港から約20海里（37 km）北西の制限区域に侵入しました。台湾の当局は、船が制限区域内を約3海里進んでいるのを発見しましたが、沿岸警備隊が接触を試みるも無視され、船は逃れようとしました。最終的に、警備隊が船を押収し、乗組員を拘束しました。船には約50万リットルの燃料と燃料移送用の機器が積まれており、乗組員は全員中国国籍の疑いがありますが、身分証明書は持っていませんでした。船はさらに調査のために台北港へ護送されました。また、中国の船舶はこれまでにもいくつかの事件に関与しており、1月には中国所有の船が海底通信ケーブルを損傷したとされています。