2024年11月20日、千葉県鋸南町の東京湾で貨物船「第三おりいぶ」が座礁する事故が発生しました。午前8時半頃、発電機の冷却水ポンプに不具合が生じ、運航不能となったため、船は漂流し、11時半頃に浮島の浅瀬に乗り上げました。乗組員4人は無事で、けがや浸水、燃料漏れは確認されていません。救助は午後4時50分に完了しました。「第三おりいぶ」は、11月19日に愛知県豊橋を出発し、東京の船橋へ向かっていました。事故前の航跡から、対策を講じる余地があった可能性が示唆されています。突発的なトラブルに対処するためには、航行ルートの水深や海底の情報を常に把握しておくことが重要です。