フィリピン近海でフェリーが座礁し、乗客506人全員が救助されました。

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フィリピン海岸警備隊(PCG)は、4月19日の夜にボホールのジャグナ港近くの浅瀬で座礁したMV Lite Ferry 5の506人の乗客を全員救助しました。このフェリーはボホールとカガヤン・デ・オロ間を定期運航しており、午後10時30分頃に出発準備をしていた際、港から約200メートルの地点で立ち往生しました。潮が引いている間に港を出る際に漂流したと当局が報告しています。近くに住む住民が最初にこの事態に気付き、迅速にPCGジャグナ分署に通報しました。船長と状況を確認後、海上保安庁は即座に対応チームを派遣し、乗客の避難を開始しました。506人の乗客(幼児、子供、大人を含む)は、4月20日の早朝までに小型ボートを使って無事に岸に戻され、怪我人は報告されていませんでした。MV Lite Ferry 5は、乗客と車両を運ぶロールオン/ロールオフ(Ro-Ro)船で、79海里のルートを運航しています。2019年に建造されたこのフェリーは、セブに本社を置くLite Shipping Corporationによって運営されており、フィリピン国内の離島間で20隻のフェリーを管理しています。避難作業は、PCGセントラルビサヤ地区(CGDCV)、フィリピン海軍、地元のボランティア、ジャグナの地方防災管理事務所、近隣の漁民の協力によって行われました。

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