次世代風力プロジェクト向けに、1,000トンのコンポーネントを扱うために設計されたシステム。

洋上風力発電

GEODISは、エンジニアリング会社Dolfinesと10年間の協力契約を締結し、浮体式洋上風力プロジェクト用の高容量リフティングデバイスのポートベース版を開発・商業化することになりました。この契約により、GEODISの子会社SealogisがDolfinesのオフショア重メンテナンス支援システム(OHME)の「Mobile XXL」版の適応と工業化をサポートします。このシステムは、最大1,000トンのオフショア風力コンポーネントを設置可能で、15〜20メガワットの次世代発電プロジェクトの物流ニーズに応えます。GEODISは、主要な欧州市場におけるMobile XXL OHMEシステムの独占的なマーケティング権を得る一方で、Dolfinesは知的財産権と特許を保持します。GEODISは将来の契約の商業展開にも参加します。GEODISのオフショア風力ソリューションのグローバルマネージャー、Nicolas Bonnierは、「OHMEツールは、次世代風力タービンの物流課題に対する実行可能でスケーラブル、持続可能な解決策を提供します」と述べています。GEODISは、このパートナーシップが再生可能エネルギー分野における革新的で低影響の物流ソリューションの開発を拡大する戦略を支えているとしています。GEODISはフランスのリヴァロワ=ペレに本社を置き、170カ国近くで5万人以上の従業員を擁するグローバルネットワークを運営しています。また、2025年のBreakbulk Europeでは「プロジェクト貨物のエネルギー機会」というパネルセッションが行われる予定です。

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