米国沿岸警備隊がルイジアナ沿岸近くの大規模な石油流出の清掃作業を引き継ぎました。

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アメリカ沿岸警備隊は、ルイジアナ州のガーデンアイランド湾近くで発生した大規模な石油および天然ガスの漏洩による環境および公共の安全への脅威に対処するため、清掃作業を引き継ぎました。5月1日、沿岸警備隊は漏洩の責任を負っていたSpectrum OpCo, LLCから正式に業務を引き継ぎました。連邦緊急資金を使用して、Environmental Safety & Health Consulting Services Inc.という清掃会社を雇い、作業を指導しています。沿岸警備隊とルイジアナ州の石油漏洩コーディネーター事務所で構成される「統一指揮」チームが清掃作業を管理し、地元・州・連邦機関と緊密に連携して漏洩を止め、地域を保護しています。午前11時の時点で180人以上が対応にあたっており、すでに11,700フィート以上の防油堤を水中に設置し、スキマーなどの機器を使って油を回収しています。さらに2,300フィートの防油堤が待機中です。現在までに約32,700ガロンの油水が回収されていますが、漏洩した油の量はまだ不明です。井戸制御の専門業者が現場にいて漏洩を止める作業を行っており、クレーンやパイプ、切断工具、貯蔵バージが投入されています。チームは安全に清掃作業を続けるため、天候を注意深く監視しています。空中調査が行われており、空気検査では深刻な健康リスクは確認されていません。安全上の理由から、1海里の範囲内は船舶の立ち入りが禁止され、航空機の接近も制限されています。現在までに漏洩による動物への被害は確認されていません。当局は、水中に油を発見した場合、800-424-8802のナショナルレスポンスセンターに報告するよう呼びかけています。

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