DEMEがHavframを買収し、洋上風力発電の設置能力を向上させる。

DEMEは、ノルウェーのオフショア風力請負業者Havframを約9億ユーロで買収した。この買収により、DEMEは風力タービンや基礎の設置においての地位を強化し、Havframの専門的な船舶と技術を利用できるようになる。DEME Offshore Holdingは、Sandbrook CapitalとPublic Sector Pension Investment Board（PSP Investments）からHavfram Wind Holdcoの全株式を取得した。Havframは、輸送と設置サービスに特化したオフショア風力インフラ企業で、二つの次世代風力タービン設置船の建設を監督しており、2025年第4四半期と2026年初頭に納入予定である。Havframは、2026年から2030年までの主要なオフショア風力発電所の設置支援を含む約6億ユーロの受注を抱えている。DEMEはHavframチームを自社のOffshore Energyセグメントに統合し、Havframはノルウェーのオスロを拠点に運営を続ける。顧客はプロジェクトの進行に影響がないスムーズな移行を期待できる。DEMEはこの買収を外部資金と自社資源の組み合わせで資金調達している。