2025年8月8日、大成建設は東洋建設の普通株式を公開買い付け(TOB)で取得することを発表しました。このTOBは2025年8月12日から9月24日まで実施され、買い付け価格は1株1,750円で、総額は約1,600億円に達する見込みです。記者会見には大成建設の田中茂義会長、東洋建設の吉田真也会長兼CEO、Yamauchi-No.10 Family Officeの山内万丈代表が出席しました。東洋建設はこの提案に賛同しており、TOBが成立すれば年内に完全子会社化され、上場は廃止されます。両社は事業基盤の強化や技術の補完を通じてシナジーを生み出し、特に洋上風力事業での連携が期待されています。大成建設のノウハウを活用することで、東洋建設の洋上風力事業の立ち上げが加速される見込みです。
大成建設が東洋建設を完全子会社化するため、TOBを開始した。
