LiebherrとTransnet Port Terminalsは、南アフリカの港湾業務の近代化と効率化に向けた10年間のパートナーシップ契約を締結しました。この協力により、STS、RTG、RMG、LHMクレーンを含む20年間の資産管理プログラムが導入され、機械の長期的な信頼性とパフォーマンスが確保されます。新契約のもと、TransnetはLiebherrの機器を大量に発注しており、ダーバン港用の大型STSクレーン4台が南アフリカで組み立てられています。さらに、ダーバンとケープタウンのターミナル向けに48台のRTGクレーンが発注され、いくつかはすでに稼働を開始しています。
新設されるLiebherrのダーバン施設には、コンピテンスおよび流通センター、テクノロジーキャンパス、トレーニングとイノベーションの拠点が含まれます。また、20年間の資産管理プログラムにより、Transnetはメンテナンスや部品管理を含む包括的なライフサイクルサポートを受けることができます。Liebherrは現地での部品供給やサービスエンジニアを提供し、迅速な対応を保証します。
Transnet Port TerminalsのCEOであるJabu Mdaki氏は、Liebherrとの提携により最先端のクレーン技術と専門的なサポートを得て生産性を向上させ、運用コストを削減できると述べています。このパートナーシップは、南アフリカの港を国際貿易の最前線に保つためのコミットメントを示しています。