2024年12月15日、黒海とアゾフ海を結ぶケルチ海峡近くで、ロシア船籍のタンカー「VOLGONEFT 212」と「VOLGONEFT 239」が嵐に遭遇し、「VOLGONEFT 212」が船体の半分が割れて分断されました。この事故で、15人の乗組員のうち1人が死亡し、14人中12人が救助されましたが、2人が行方不明です。救助された中には重篤な状態の者もいます。「VOLGONEFT 239」は損傷を受けた後に座礁しました。両タンカーには合計9,200トンの燃料油が積まれており、「VOLGONEFT 212」からの油流出が確認されており、さらなる流出の拡大が懸念されています。