Mv Happy Skyは、これまでに建造された中で最も重いSTPブイの積み降ろしを契約しました。このブイはFPSOに接続される予定で、Happy Skyが1300トンのブイを安定装置なしで持ち上げられる能力が選定の決め手となりました。ブイ自体は1260トン、グリラージを含めると1305トンで、これまで扱った中で最大のものです。安全な取り扱いのために、船の柱を設置し、特別なガイドシステムを設計・取り付けるなどの追加措置が行われました。また、作業の環境条件を把握するために、高度な流体力学ソフトウェアMOSESを使用して、多体解析を実施しました。
Happy Skyは、バタムでアクセサリーを積み込み、特別なガイドフレームを装着した後、シンガポールでブイを積み込みました。このバンパーシステムは、ブイとその下の突起物との間に20cmしか余裕がなかったため、オフショア条件でダメージなしにブイを降ろすために自社設計されました。特別なガイドを船のコーミングに取り付け、わずかに左舷側に傾けることで、貨物がガイドシステムに正しい方向で寄りかかるようにしました。
