Baltic Powerが初めて15MWの風力タービンを設置しました。

洋上風力発電

2025年7月7日、ポーランド沖の「Baltic Power offshore wind farm」で最初の15MW風力タービンが設置されました。このプロジェクトは、ORLENとNorthland Powerの合弁会社によって、ポーランド初の洋上風力発電所として進められています。計画では、Vestasの15MW風力タービン「V236-15.0MW」を76基設置し、約1.2GWの発電容量を持ち、ポーランドの電力需要の約3%に相当する年間4TWhを発電し、280万トンのCO2排出量を削減するとされています。運転開始は2026年予定です。設置作業はCadelerの起重機船「Wind Osprey」によって行われ、同船は1,600トンの最大吊り上げ能力を持っています。また、2025年2月にはVan Oordの杭打ち船「Svanen」による最初のモノパイル設置が完了し、モノパイルはドイツのノルデンハムで製造された後、デンマークのボーンホルム島で積み込み作業が行われました。

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